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種類 : 邦画
製作年代 : 1980年代
ジャンル : ヒューマンドラマ
タイトル:雪華葬刺し
別題:IREZUMI
製作年・国:1982年大映京都
監督:高林陽一
出演:若山富三郎、宇都宮雅代、滝田裕介
評価:★★☆
赤江瀑(あかえ・ばく)の同名短編小説の映画化。天才刺青師を中心に、複雑に絡み合う人間関係と、背中に刺青を入れる女の姿を描く。ヒロインは、上司の男性(滝田裕介)と結婚の約束をしている図書館勤めの女性(宇都宮雅代)。勤務中、彼女が勤務先の彼の個室や廊下で、京都の彫師のもとで墨を入れてほしいと懇願される場面や、京都への旅行中、男性が彼女に「府立の資料館に寄ってイトウ君に会って、それから町へ出る」「来年の異動で館長に昇格する」と言うセリフがあるが、図書館らしい場面は描かれていない。この男性は、外見は地味で真面目そうだが、内面は女性の白い肌や彫り物に異常な執着を持つ嗜好の人物として描かれており、彼の愛人(白石奈緒美)が彼の隣に座る彼女に向かって「茜さんって言ったわね。藤江田はね。昼は国立図書館の次長の顔。夜になると、十万人に一人、いや百万人に一人の、飛び切り上等の女の肌を探し歩くもう一つの顔。あなたはそのどちらのお眼鏡にも叶ったのよね」と言うセリフがある。一般紙の映画評では、「若く美しい女性の肌に刺青(いれずみ)を彫る―。そんな猟奇的な世界を描いた異色作で、ことしのカンヌ映画祭監督週間で上映され、ヨーロッパの一部ではすでに公開され評判を呼んでいるという」「...水商売の女との情事は日常的な官僚生活とはうらはらの倒錯の世界だった」「彫経のもとで茜が刺青をされるシーンが見せ場となるのだが、平凡なOLがそこまでのめりこんでいく必然性が感じられない」とある(1982年11月27日付毎日新聞夕刊より)。原作では、ヒロインは「ある公立図書館の庶務課」に勤める「事務員」、結婚の約束をした男は彼女の「上役」で「温厚で、剛直な味わい」もある「すでに中年期に入っていた、男ざかりという印象のぴったりする男」という設定。映画には、東アジアで最古の雪の結晶の観察本である『雪華図説』の和本を燃やす場面も。<ARC><LMA><WLH><ILC><LCM#116;211><SS><ITB><ITC>
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