種類 : 洋画
製作年代 : 1960年代
ジャンル : 恋愛

タイトル：晴れた空
原題：CHISTOYE NEBO(CLEAR HEAVEN)(CLEAR SKIES)
製作年・国：1961年ソ連
監督：グリゴーリ・チュフライ
出演：ニーナ・ドローブィシェヴァ、エフゲニイ・ウルバンスキイ、エヌ・クジーミナ
評価：★★☆

序盤、緑のライトが映える図書館の閲覧室の中2階で、主人公の女性（ニーナ・ドローブィシェヴァ）と友人の男子学生（ヴェ・コニヤ―エフ）が本の一節を指差し合いながら会話していると、急に周囲が騒がしくなり、皆が立ち上がり出ていこうとする。階段を上って来た老人に彼女が「何が起こったのですか？」と尋ねると、老人は「戦争だ。戦争が始まったんだ」と答え、彼女は出ていく人たちを見つめ呆然と立ち尽くす。二人が職員らしき女性から「話すのをやめてください」と注意される場面も。第2回モスクワ国際映画祭グランプリ受賞（新藤兼人監督の「裸の島」との同時受賞）。スターリン批判後の「雪解け」時代を象徴する重要なソヴィエト映画の一つとされている。＜自主上映1962.10＞