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種類 : 邦画
製作年代 : 2010年代
ジャンル : 西部劇・時代劇
タイトル:引っ越し大名!
製作年・国:2019年「引っ越し大名!」製作委員会
監督:犬童一心
出演:星野源、高橋一生、高畑充希
評価:★★☆
土橋章宏の時代小説「引っ越し大名三千里」の映画化。江戸時代、五代将軍綱吉の時代の姫路藩。主人公は城の書庫番で、「かたつむり」のあだ名を持ち、書庫の中で本ばかり読んでいる、人づきあいの苦手な引きこもり侍(星野源)。書庫内で彼が床に寝ころび、積み重ねた書物を枕に「甲陽軍鑑雑記」を読む場面、彼の応対に感心した勉強熱心な祐筆(小澤征悦)から、「お主ほど気の利く書庫番はおらぬ」と褒められる場面、幼馴染の御刀番(高橋一生)に「しかしカビ臭いな」と言われ「いい匂いじゃないですか。紙と墨と年月が織りなす恬淡(てんたん)な香り。心の底から落ち着き...」と答える場面などがある。前任者が亡くなり、いきなり引っ越し奉行=国替えの差配役を命じられた彼が、戸惑いつつも書物から得た知識を活用し、周囲の助けを借りて、節約、金策、リストラなどに取り組む中で、能力が開花し、人として成長していく姿が描かれている。引っ越しの荷物を減らすため、4日間書庫にこもって未読の書物の内容を記憶し、それらを燃やしてしまう場面も。登場する藩主・松平直矩(なおのり)は実在の人物だが、主人公は架空のキャラクター。書庫内には「静粛」「書庫内飲食禁止」の貼り紙も見える。
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