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ホラー・シネマ・パラダイス

種類 : 洋画
製作年代 : 2010年代
ジャンル : ホラー

タイトル:ホラー・シネマ・パラダイス
原題:ALL ABOUT EVIL
製作年・国:2010年米
監督:ジョシュア・グランネル
出演:ナターシャ・リオン、トーマス・デッカー、カサンドラ・ピーターソン
評価:★★☆

廃館寸前の映画館の女性支配人が本物の殺人映画製作にのめり込んでいく姿を描いたホラーコメディ。主人公は、ハリウッド女優になる夢破れ、週末の夜には亡き父の遺志を継ぎ、小さな映画館を切り盛りする地味で内気な図書館員の女性(ナターシャ・リオン)。ある夜、映画館を売却しようとする継母の態度に激高して彼女を惨殺してしまうが、誤って劇場の大画面に映し出されたその時の監視カメラの映像が、思いがけなくも観客から好評だったことから、女優・監督として、また殺人鬼として、次第に才能を開花させていくのだが、映画製作に夢中になり、無断欠勤が続いたことから、本業の図書館員をやめてしまう。製作した短編映画が観客から評価されるたびに、主人公が自信をつけ、外見もキャラも生き生きとしたものに変貌していく様が興味深い。本作には、主人公の同僚の、初老で独身の図書館員の女性(ミンク・ストール)も重要な役どころとして登場し、特に、閉館後の図書館内で、主人公率いる殺人チームに追いかけられ、主人公によって、口を針と糸で縫い付けられる痛々しい場面は本作の見どころの一つと言ってよい(追っかけの場面は映画「ファール・プレイ」のパロディか?)。図書館内の場面での、同僚女性のセリフ「おやすみ、本たち」はいかにも図書館員らしいし、主人公のセリフ「"シー"は"黙れ"って意味だよ、クソババア」も、図書館員のイメージを考えるうえで興味深い。図書館のロケ地は外観・内観ともサンフランシスコ公共図書館プレシディオ分館で、エンドクレジットの協力者一覧にも同館の名前が見える。原題は、演劇界の裏側を描いたハリウッド・クラシックの名作"All About Eve"(「イヴの総て」)をもじったもの。"Reel Librarians"サイトで、本作の詳細な紹介と分析がされている。<WLH><EW>

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