種類 : 洋画
製作年代 : 2000年代
ジャンル : サスペンス・ミステリー

タイトル：ゾディアック
原題：ZODIAC
製作年・国：2006年米
監督：デヴィッド・フィンチャー
出演：ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニー・Ｊｒ
評価：★★☆

1960年代後半に米国で実際に起きた未解決の連続殺人事件を題材にした作品。原作はロバート・グレイスミスのノンフィクション小説"Zodiac"（邦訳名『ゾディアック』および"Zodiac Unmasked"。サンフランシスコ市警の刑事（マーク・ラファロ）が司法省の役人とともに訪れるリバーサイド警察署のロケ地は米カリフォルニア州カルバーシティのメイミー・A・クレイトン図書館博物館（内外観とも）。劇中に映像としての図書館は登場しないが、実質の主人公で原作の著者でもある、事件を追うサンフランシスコ・クロニクルの風刺漫画家（ジェイク・ギレンホール）が、犯人から送られた暗号文の解読法を説明するのに図書館で借りた暗号に関する本を同僚の記者に見せたり、犯人の特定について刑事に協力を依頼するのに、図書館の貸出記録に関する調査の過程を説明するなど、登場人物のセリフの中に「図書館」がたびたび登場し、図書館の本が事件の謎に迫るための重要な小道具として使われている。図書館映画としての本作に関する分析は、以下のReel Librariansのブログサイトに詳しくまとめられている。
“You went to the library” | The importance of library books in ‘Zodiac’
https://reel-librarians.com/2018/06/20/the-importance-of-library-books-in-zodiac/
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