種類 : 洋画
製作年代 : 2000年代
ジャンル : サスペンス・ミステリー

タイトル：クライシス・オブ・アメリカ
原題：THE MANCHURIAN CANDIDATE
製作年・国：2004年米
監督：ジョナサン・デミ
出演：デンゼル・ワシントン、メリル・ストリープ、リーヴ・シュレイバー
評価：★★☆

原作はリチャード・コンドンの1959年のスパイ小説。ジョン・フランケンハイマー監督、フランク・シナトラ主演による1962年の映画「影なき狙撃者」に続く2度目の映画化であり、原作およびジョージ・アクセルロッドによる1作目の映画脚本をデミ監督が現代風にアレンジした社会派サスペンス。洗脳された人物をホワイトハウスに送り込み世界支配を目論む巨大企業と、その企みに気づき真相の究明に乗り出す男のスリリングな攻防を描く。戦地での体験に関する夢に疑惑を持った主人公の将校（デンゼル・ワシントン）が、ニューヨークの図書館で、マイクロリーダーやコピー機、パソコン、インターネットを駆使して、巨大企業と同社にかかわりをもつ博士に関する情報を調査する場面がある。彼が、図書館の入口で、写真撮影して入館証を発行してもらう場面や、オリンパス製の再生機とヘッドホンでマイクロカセットの会話録音を聴く場面、パソコンを操作する姿を監視カメラによって録画される場面も。図書館のロケ地はニューヨーク科学産業ビジネス図書館（SIBL）。＜LMB＞＜WLH＞＜RL＞＜LWR＞