種類 : 洋画
製作年代 : 2010年代
ジャンル : ヒューマンドラマ

タイトル：エリザのために
原題：BACALAUREAT(GRADUATION)
製作年・国：2016年ルーマニア=仏=ベルギー
監督：クリスティアン・ムンジウ
出演：アドリアン・ティティエニ、マリア・ドラグシ、ヴラド・イヴァノフ
評価：★☆☆

ルーマニアの小さな町の病院に勤める主人公の外科医（アドリアン・ティティエニ）の妻（リア・ブグナル）は清廉潔白な生き方を信条とする図書館司書。とうに冷え切った関係にある夫婦の会話に「エリザ（娘）に裏道を歩かせるなんて」「正しい道を選んだ君は望んでもいない図書館員に」というものがある。終盤には、夫が妻の職場である図書館を訪ね、書庫の中で本を配架する妻から「家の鍵を返してほしい。来るときは事前に連絡を」と言われてしまう場面も。図書館（学校図書館？）は閉架式らしく、並んでいる本も古びたものが多いが、ロケ地が実際の図書館なのかは不明。第69回カンヌ国際映画祭監督賞受賞。＜MC＞＜JM＞